株式会社ナカヤマ

輸出への取り組みPROJECT

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輸出を通じて、新しい文化をつくる

ABOUT

ベトナムをはじめ、シンガポール、タイと、三陸で育てられた海産物の輸出を積極的に展開。日系レストランだけでなく、ローカルマーケットへの供給を開始しています。

日本の高品質な食材を輸出することは、もちろん海外へ販路を開拓していくことですが、そればかりではありません。輸入国の課題解決の糸口を見つけ、輸出に止まらない国との関わりを大切にしています。

BACKGROUND

これからの日本の水産業は、輸出が重要となります。輸出を行う際には、生産者や加工流通業者がそれぞれ輸入国側の基準を満たさなければなりません。海外の基準に適合していることを証明するために有効なツールが、国際基準の取得です。ヤマナカでは、積極的に国際基準に対応することにより、非関税障壁を突破するだけでなく、「東北から持続的に海産物を輸出する」という理念を実現しています。

また、現地の声を聞き、その土地を理解することで現地の課題が見えてきます。そして、課題を解決したいという意識が芽生えてきます。
これまでもJ I C A(国際協力機構)では、現地の水質汚染を抑えるよう浄化槽の普及に貢献したり、トラックの荷重超過を防ぐため日本の秤の技術を取り入れたり、日本の技術や考え方が評価されています。

ヤマナカ・ベトナムが行っている浄化処理施設の建設や環境や自然に適した養殖技術の啓蒙も、その一端です。
輸出を通じて、自分たちで考えたことが現地で採用され、それが文化として根付いていくのを楽しみにしています。

RESULT

2010年 韓国への輸出開始
2014年 香港への輸出開始(以後輸出強化)
2019年 米国FDA HACCP認証を取得
2019年12月 輸出優良事業者における農林水産大臣賞受賞
2020年11月 地域未来牽引企業に選定
2021年 米国・韓国・中国・UAE・タイ・ベトナム・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・香港・台湾・ロシア・カタールの13ヶ国へ展開